| 【第23回目
6月号】

小泉先生が言いました。
「はい、じゃあ始めましょうか」
この日、スミレアオイハウスは多摩
美術大学・環境デザイン学科の学生
軍団23名に占拠され…いや、違う、
小泉誠氏+飯島洋一氏からなる豪華
講師陣を迎えて、学外講義が行われ
たのであります。
課題は、もちろん「9坪ハウス」。
学生たちは、それぞれ住み手を設定
した上で「9坪ハウス」をデザイン
し、30分の1模型をつくるらしい。
で、今回は実際の9坪ハウス空間を
体験する目的で、スミレアオイハウ
スにやってきたというわけ。だから
じっと講義を聞くだけじゃなくて、

学生自らこんなことしたり、

出入り口付近をじっくり検証したり、

置畳の枚数と天井の関係を探ったり
と、小泉先生がデザインした空間を
あちこち移動しながらチェックして
います。
中でも人気NO.1のスポットだったの
は、やはり何と言っても梁の上。

学生の多くは梁に座って外の景色を
眺めたり、両隣りにある2階建ての
建物との高さの違いを比べたりして
います。
「やっぱり外の無限の広がりをその
まま取り込むようにデザインされて
いるのがいいやねぇ…」

あれれ、2階にいるあの人は…。

なんと、9坪ハウス Tallをデザイン
した建築家の阿部仁史さんが乱入!
じゃない、見学にやってきましたよ。
しかも、阿部さんが現在進めている
9坪ハウス Tallのプレゼンテーショ
ンが、学生を前に急きょはじまりま
した。

おぉ!こんな特別講義が聞けるとは
多摩美、うらやましいぞ!

「自由解散です」って言ったのに、
みんな帰ろうとしない。「いいな。
9坪ハウス」「私も、9坪ハウスに
住みたい」なんて言いながら、いつ
までも小泉デザインにうっとりする
学生の姿がありました。
課題ができたら、教えてね。今度は
私が多摩美におじゃまさせてもらい
ますよー。
04.06.09
スミレアオイハウス管理人
萩原百合
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